第9話 青に包まれた世界で
夏です。
今日も窓の外は真っ青な空が広がってます。
道行く人たちが汗を拭っているのを見ると、やっぱり北国でも暑いんだなと思います。
……まあ、毎日のように家に篭ったり図書館に篭ったり塾に行ったりして受験勉強しているわたしにはあんまり夏の暑さも関係ないんだけども。
むしろ夏だっていうのに寒くて風邪引きそう。家はともかく、他の場所はどこも冷房利きすぎ……薄手の上着が欠かせないのはどうかと思う。
チラリと壁にかけてある時計に目を向けて、もうすぐお昼になるのを確認したところで手にしていたシャーペンを放り出し、大きく伸びをしてからひとつ息を吐く。
毎日毎日繰り返してるとさすがに疲れるね。なんだか肩が凝ってるような気もするし。
「まだ若いんだけどなぁ……」
そんな言葉が口から零れてしまう。
確かに夏休みに入ってからというもの、全くと言っていいほど運動してないからね。毎年のこととは言え、いつもなら友達と遊びに行ったりもしてるからそれなりに体を動かしてはいたんだけど。
さすがに受験がおよそ半年後に迫っている以上は遊んでる暇なんてないのです。……推薦もらってる人たちは例外だけどね。
「……受験、かぁ」
思い返してみると、ずいぶんとあっと言う間に高校の3年間は過ぎ去ってしまったような気がする。まあ、まだ終わってはいないんだけど。
特に今年になってからはそう思う。何せすぐ身近に色々と引っ掻き回してくれる人がいるもんねぇ。
「そういえば……みんなちゃんと勉強してるのかな?」
時計のすぐ下の壁にぶら下げてあるコルクボードに留めてある何枚かの写真。
今年は受験だ何だで忙しいだろうから、と相沢君たちと遊ぶたびに写真撮ってたんだよね。だからよく選んでおかないとあっと言う間にボードがいっぱいになってしまう。
そんな写真を眺めながら、今年初めて同じクラスになったみんなのことを思う。
美坂さんは真面目だからいいとして……水瀬さんはあのマイペースっぷりだけど、そんなに勉強できないわけじゃないし。
問題は男の子2人組の方かなぁ。やってないわけじゃないだろうけど、なんだか心配。
「って、なんでわたしがあの2人のこと心配してるんだろ」
思わず苦笑。さすがに受験生の自覚くらいはあるだろうし、ちゃんとやってることでしょう。
だいたいわたしが心配しても仕方ないしねー。美坂さんみたいに教えて上げられるわけじゃないし。
ま、ともあれ午前中の勉強はこれくらいにしておこうっと。午後は……たまには息抜きに散歩でもしようかな――なんて考えていたその時、机の上に放り出してあった携帯電話が突然鳴り出した。
このところ誰とも連絡取ってなかったから、ちょっとビックリしちゃったよ。そんな自分に呆れながらも手に取ると、ディスプレイには「水瀬」の文字。
「水瀬さんから? 珍しいな」
学校が休みになる前はそれこそ毎日顔を合わせていたわけで、電話で連絡しないといけないことなんて全くと言っていいほどなかった。もちろんそれは他のみんなにも当てはまるんだけど。
「はい、もしもし霧崎です」
『よぅ、久しぶりだな』
「……相沢君!?」
『何でそんなに驚いてんだ、せっか』
「え、あ、いやその」
何と言い訳したらいいものか分からないまま、一度電話を話して確認。……確かに「水瀬」って書いてあるよね。なのに、相沢君?
「……あ、そっか」
『なに1人で納得してんだよ』
「ううん、何でもないよ。それよりどうしたの、突然電話なんてかけてきて」
そうだよ、そもそも相沢君は水瀬さんの家に住んでるんだから、電話番号同じだよね。すっかり忘れてた。
『かけるっつってから電話するやつがいるかい。つーかそれ、あんまり電話の意味ないだろ』
「あー、それはそうかも」
『ま、それはともかく。せっか、海に行くぞ』
「――はい?」
『聞こえなかったのか? 海に行くっつったんだよ。だから準備しといてくれな』
「って、ちょっと待ってよ相沢君! 海ってなんで!?」
『バカだなー、夏と言ったら海じゃないか』
そんなの当然だろ? とでも言いたげな相沢君の口調に、わたしは他の人から見たら物凄い間抜けな表情をしていたと思う。
てゆーか、いくらなんでも脈絡なさ過ぎない?
「だって、わたしたち受験生だし」
『だからと言って、高校最後の夏休みを勉強だけに費やすわけにもいかんだろ。それともせっかは、かけがえのない青春の日々を無駄にするつもりなのか?』
「いや、そういうことじゃなくて」
『んで、いつが暇だ? 善は急げ、なるべく早くにしたいんだけど』
「えーと、確か明後日なら――」
『おっけー、明後日だな』
「――じゃなくて! そんなことしてる時間あるの?」
『どーせ毎日家に篭って勉強ばっかなんだろ? たまにはこうやってストレス発散しないとやってられないって。それとも、せっかはそう思わないのかよ?』
「うっ」
そんな風に言われたらさすがに「違う」とは言えないなぁ。毎日勉強ばっかりで辛いとは思うようになってたわけだし。
でもでも、ここで屈したら何て言うかこうズルズルといってしまいそうな気が――
『それじゃあ明後日には予定入れるなよ。いいな?』
「えー、あー、うー」
『なんだよ、ハッキリしないやつだな。しゃんとしろしゃんと』
「は、はぁ……」
なんでこの人はいつもいつもこんな感じでわたしのことを巻き込むんだろうか。海に行きたいだけだったら誰か別の――それこそ北川君とか――を誘えばいいのに。
と、そこまで考えてふと思う。まさか、2人っきりで海ってことは……
いやいやいや、いくらなんでもそれはないよね。期末試験の勉強会の時に2人にからかわれてからついつい意識しちゃうのはよくないことだ、うん。
『んじゃ、他の連中にも訊いてみて日程が確定したらまた連絡するわ』
ほらね。まあ息抜きを目的で海に行くんだったらわたしたちだけってことにはならないって。
……あれ? なんでこんなに残念に思ってるんだろう、わたし。変な風に水瀬さんたちにからかわれたって言っても、さすがにこれは意識しすぎじゃないかな。
『――い、ちゃんと聞いてるかー?』
「あ、う、うん。聞いてる聞いてる。でも美坂さん辺りは頷かないんじゃないの?」
『ふっふっふ、無問題。すでに香里の了承は取り付けてあるのだ』
なんて手回しのいい。
でも美坂さんが了解したなんて予想外だったな。もっと「そんなことする暇あったら勉強しなさい」的なことを言われてるもんだと思ってた。
確かに期末試験は美坂さんに教わったからだろうけど、わたしたちみんなそれなりの結果に終わったもんね。もちろん彼女は学年トップだったらしいし。本人はあんまり気にしてないみたいだったけど。
『だからまあ、海に行くのは決定事項だ。準備は抜かるなよ?』
「はーい」
こうなってしまった以上、もう彼の欲求は海に行かない限りは収まらないだろうし、素直に頷いておくに限る。
するとどうだろう、電話越しに相沢君が納得顔でウンウンと頷いてる様子が簡単に思い浮かべられる。なんだか想像しただけでおかしくて、少しだけ声に出して笑ってしまった。
『……なんだ、結局せっかも海に行くのが楽しみなんじゃないか』
どうやら笑い声が向こうにも届いていたみたい。でもちょっと違うところで解釈してくれたのは助かったかも。
『じゃ、今度こそ切るからな。また後で電話すると思うけど』
「うん、分かった。じゃね」
短く言葉を交わして電話を切る。
その後もしばらく、手に持った携帯電話を何とはなしに眺めてしまう。少しだけテンションが下がったような気がするのは……どうしてなんだろう?
「……って、海?」
呟いてから、わたしは重大なミスを犯していることに気が付いた。
水着は……まあ去年友達に無理矢理プールに連れて行かれた時のが入ることでしょう。この1回きりのためにわざわざ新調するのもお金の無駄だし。
でもそんなことは些細なことでしかない。だって、海に行くってことは水の中に入るってことなわけで。
「わたし、泳げないんだけどなぁ……」
そんな悲しくなる現実を前にして、どうしたもんだかとため息をついてしまうわたしでした。
結局誰1人として反対する人はいなかったらしく、当日はいつもの5人で海に向かうことになりました。
「……どうして誰も反対しないんだろう」
「たまには息抜きも必要でしょ。毎日毎日勉強じゃあ身が持たない人もいることだしね」
「それにこんなことでもないとなかなか海に来ることもないから。せっかちゃんもそうでしょ?」
「うん……まあね」
確かに否定はできない。でもそれは単に機会がないからじゃなくて、泳げないからあんまり水場に近付かないだけなんだけども。
でもまあとりあえず水着が無事に着られてよかった。……それって体が成長してないことの裏返しでもあるんだけどね。
正直なところ、もうちょっと出るところが出て引っ込むところが引っ込んでてくれてもよかったと思う。それだったら今着てるワンピース型じゃなくて、セパレートにもしようって気になるんだけど。
……そういう意味で、水着に着替え終わった水瀬さんや美坂さんと一緒に歩いてると気後れする。2人ともスタイルいいからバッチリ着こなしてるんだもんなぁ。
陸上部で鍛えてるだけあって、水瀬さんはきれいな脚してるし。オレンジ色のセパレートが彼女の元気よさをアピールしてるみたいでピッタリ似合ってる。
美坂さんはと言えば、やっぱり同じような水着だけど色はあんまりきつめじゃないイエロー。腰にはパレオを巻いてるし、サングラスをかけたりしてるから大人の雰囲気がバッチリ。
それに引き換えわたしは……と視線を自分の体に落として、
「はぁ……」
思わずため息をつきたくなってしまう。うーん、やっぱり無理矢理にでもセパレートのを買ってくるべきだったかな。結構この水色が気に入ってるんだけど……
「あれ、せっかちゃんお疲れ?」
「え、そんなことないけど。なんで?」
「だって何だか疲れた感じだったし」
「どうせアレよ、相沢君にいきなり連れてこられたから」
「あ、そうなんだ」
勝手に納得しちゃったよ水瀬さんてば。
いやまあ、本音を言えばそういう部分が皆無ではないけれど。でも単純にスタイル抜群の2人と一緒に歩いてることの方がねぇ。
「……せっかちゃん、そんな風に見られながらため息つかれると気になるんだけど」
「あ、ゴメンね」
「そういえばさっきからチラチラとわたしたちのこと見てたみたいだけど、何か付いてる?」
「ううん、何でもないんだ。あはははは」
視線を自分の胸の辺りに落とす水瀬さんに、大慌てで首を横に振りながら乾いた笑い声を上げる。
いくらなんでも見とれてるのはマズイよね。スタイルいい人が隣を歩いてると気にはなるけど……普段はそんなこと思わないのは、やっぱりこんなに素肌を晒してないからなのかな?
「……はっはーん、さては」
「ど、どうしたの美坂さん。突然そんな声出して」
まさしくニヤリという表現が当てはまる笑みを浮かべながら顎に手を当てる美坂さん。
……何だか目の奥が怪しい光を発してるような気がして怖いんですけど。
「心配しなくても大丈夫よ霧崎さん。相沢君はそんなことで嫌いになったりしないから」
「どーしてそこでいきなり相沢君の話になりますか!?」
「あら、だってそういうことじゃないの? あたしたちのことジッと見てたのは。……それとも、霧崎さんはソッチの趣味?」
「違う違う、わたしはノーマル! じゃなくてっ」
「だったら自信持ちなさいって。相沢君は人を見た目で判断するような人じゃないわ。……たぶん」
なんで中途半端に自信なさげなのよ美坂さんー。
「うん、わたしも香里の言う通りだと思うよ」
「いやだからそうじゃなくて! どうしてこの間からわたしと相沢君をくっ付けようとするの!?」
「どうして、って……ねぇ」
「ねぇ」
……そんな風に2人の間だけで納得しないでください。
そりゃ、裏でコソコソとされるよりは堂々と目の前で言ってくれた方が色々と嬉しいような悲しいようなだけど、こういうのは大きなお世話ってやつなんじゃないのかなー。
「なんだなんだ、3人仲良く楽しそうだなー」
「俺たちが頑張って場所取りしてるのにのんびりお喋りとは、なかなかいいご身分ですな北川さん」
「まったくですな相沢さん」
「……はいはい、悪かったわよ。でもなかなかいい場所が取れたわね。結構出遅れたと思ってたんだけど」
美坂さんの言うように、わたしたちが海に着いた時にはもうお昼になろうかという時間だった。
これだけ暑いと同じことを考える人たちは多いみたいで、他にも多くの人が海に遊びに来ていた。すでに砂浜は人ごみが凄いことになってるんだけど……
「ホントに、よく場所取れたね」
「はっはっは、こういうことなら任せなさい」
「いや、そんなに威張られても困るんだけど」
ビニールシートの上で踏ん反り返る相沢君に思わず苦笑。ちなみに彼は黒の、北川君は青い生地に花柄模様のハーフパンツタイプの水着だった。……何故に花柄なのかは気になるところだけど、まあたいした理由じゃないんだろうなぁ。
「それより時間が勿体ない。せっかくなんだしちゃっちゃと遊ぶとしようぜ」
「あ、それじゃあわたしは――」
「ゴメン、先に行っててくれる? あたし、喉乾いたからちょっと飲み物買ってくるわ。リクエストあったら聞いておくけど?」
「お、だったらオレも一緒に行くぞ。さすがに美坂1人で5人分持つのはきついだろ」
「あら、気が利くのね」
「それじゃあわたし、留守番してるね。だから祐一たちは先にどうぞー」
「いいのか?」
「うん」
「じゃあお言葉に甘えるとしよう。海が俺を呼んでいるっ! 行くぞ、せっか!」
「え、あ、ちょっと相沢君!?」
……えーと、皆さんなんでそんなに手際よく物事を決めるんでしょうか。
と言うか、だったら美坂さんたちが戻ってくるまでわたしたちもここで待ってたっていいじゃないとか思ったんだけど、相沢君に引きずられるように波打ち際に移動してる途中で振り返って絶句。
なんだって3人そろってそんなにいい笑顔でわたしたちのことを送り出してるんですかー!?
「ほら、何ボーッとしてんだ」
「へ?」
声をかけられて我に返った瞬間、思いっ切り顔に水をかけられました。ちょっとだけ口の中に入った海水が妙にしょっぱく感じられる。一体いつの間に波打ち際まで来てたんだか。
「う〜、しょっぱぁ……いきなりなんてひどいよ相沢君」
「はは、悪い悪い。せっかがボーッとしてるから、これはいっちょ目を覚ましてやらねばと思ってな」
「ホントにもー……と見せかけて反撃っ」
「ぬわっ、不意打ちとは卑怯なっ」
「先に不意打ちしてきたのはどっちよーっ!」
なんて言葉を交わしながら、いつの間にやら水のかけ合いが始まってしまった。
よくよく考えてみたらこれだけ人が多い海だと泳ぎたくても沖の方まで行かないと泳げないよね。そもそもわたしは沖まで行けないけど。
波打ち際なんて人が余計に多いだろうから、きっと周りの人たちにもかかっちゃったりしたんだろうなぁ。知らぬ間に夢中になってやってたから全然気にしてなかったよ。
そんなわたしたちの戦いは一進一退の攻防を続けていたんだけど、やっぱりスタミナ不足もいいところのわたしじゃあ相沢君に勝つことなんてできるわけもなく。
「ちょ、ちょっとタイム……」
「なんだ、もう終わりか? もうちょっと運動した方がいいぞ、せっかは」
身をもって痛感しているところです。
でもやっぱり、元々体動かすのあんまり好きじゃないし、今は受験勉強が忙しいからね。だからこそ余計に必要なのかもしれないけどさ……
「そ、そんなこと言っても、相沢君は男の子なんだし」
「ふ……相手が誰であろうと全力を尽くす。それが俺のポリシーだ」
いや、カッコつける意味が分からないから。
「とりあえず、一旦みんなのところに戻ろうよ」
「そうだな。なんか知らんが一向に来る気配ないし」
そりゃ誰も来ないでしょうよ……たぶん、さっきの場所で3人ともわたしたちのこと見てるんだろうなぁ。てゆーか、冷静に考えて結構恥ずかしい光景を見せてしまったんじゃなかろうか。
……うわぁ、いきなり戻りたくなくなってきた。しかし言い出した手前、ここにいるわけにもいかないか――そう思った瞬間、突然視界が回転した。
直後、大きな水音。同時にお尻の辺りにわずかな痛みが走ったので、ようやく自分が尻餅ついたんだってことに気が付いた。
たぶん足を滑らせたか何かだと思うんだけど……まさかそこまで疲れてるとは思ってなかったからビックリだ。これは本格的に水瀬さん辺りにジョギングのやり方でも教わろうかな。
「おいおい、何やってんだよ」
まったくしょうがないなー。そんな感じで相沢君が苦笑混じりにわたしの方へと近付いてきて、
「ほら、つかまれよ」
「あ、ゴメン。ありがと――」
そう言葉を返して彼の腕を掴んで立ち上がろうとした時、ふと視界に入ってきた相沢君の顔。
わたしが散々濡らしたからか、ポタポタと髪から落ちている雫が日の光に照らされて、少しだけ幻想的なその光景に自然と胸の鼓動が高鳴った。
「……どうかしたのか? まさか、足挫いたとか」
「ううん! 何でもないよっ!!」
「そ、そうか」
思わずその鼓動を掻き消さんばかりに叫んでしまった。おかげで相沢君は思いっ切り引いちゃったし。
でもまだ、わたしの手は彼の手を掴んだままで、それが一層このドキドキを強くしているような気がした。
ちっとも嫌なものなんかじゃなくて、むしろ手を放された時に少しガッカリしてしまった自分がいて。
相沢君の先導でみんなのところに戻って、今度はみんなで遊ぼうってことになって。
もちろんみんなともちゃんと話とかしたし、何だかんだでしっかりと海を満喫できた。
でも何て言うのかな……たぶん、心ここにあらずっていうのはこういうことなんだと思うんだ。ずーっとフワフワ浮かんでる感じ。
そんな状態でもちゃんと家には1人で帰れたし、いつもと同じだけご飯も食べた。久々に体を動かした分、普段より多かったかもしれない。
だけど、海に行く前は帰ってきたらちゃんとやろうと思っていた勉強は全く手に付かず、ベッドの上に寝転がって近くにあったぬいぐるみを抱き締めて目を閉じる。
頭の中で今日の出来事を思い返そうとして、案の定と言うか何と言うか、脳裏に浮かんできたのは彼のことばっかりで。
ああ、もしかしてわたし、本当に――
後書き
どもども、迷宮紫水です。
「何気ない日常の中で」第9話でした。
夏と言えば海、という安直な考えの元で生まれた今回のお話。
今までと比べればかなりの急展開……
なんだか無理に進めようとしてイビツな形になってるような気がしないでもないですが。
ですが、ここまでいけば残るのはあと1つ。
しかもまだ使っていない、好都合なイベントが残ってるわけで。
……そこまで話を展開するのが少々強引になるかもしれませんが、まあ何とかなるでしょう。
とゆーわけでご意見ご感想、叱咤激励その他「早く続き書いてー」みたいなのがありましたらこちらまで。
迷宮紫水さんから第9話を頂きました!
本当に急展開になりましたね〜
せっかが祐一に対する想いを自覚し始めましたね。
そして海!いいですね〜 私が最後に行ったのは何年前になるのやら・・・・・・
そしてある意味お約束な泳げないせっか(笑)
溺れたりするかな〜 とか思ったけどそれは無かったですね。
さて次から二人の関係がどうなるのかとても楽しみです。
週刊雑誌だとこういうときに限って次号作者取材のため休載しますってなったりするんだよね(笑)
感想などは作者さんの元気の源です是非メールを!
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