あてんしょんぷり〜ず


*カノンキャラが壊れるのが嫌いな方

*ナデシコを貶されてると感じる方

*シリアスを求める方

*腹抱えて笑うほどのギャグを求めてきた方


以上の内どれかに当てはまった方はブラウザバックしてください。

これより先について作者は一切の責任を放棄します。というかさせてください。






























朝、起きたら相沢祐一はテンカワ・アキトになっていました。






































ナデシコらしく(!?)いこう!

Aパート











いや、冗談とかじゃなくて。

朝起きたらなってたんだよ。

なんか気づいたら自転車こいでるし。

驚いて思いっきし豪快にこけましたよ。

でまぁ、自分の(?)荷物あさってみるとどうやら俺はテンカワ・アキトらしいわけで。

さすがに最初は悪い夢かなにかと思ったんだけど。

こけたときに打った背中はズキズキと痛むし、記憶をあさってみるとどうも本当らしいのよ。

バッタというより虫っぽい黄色のメカに襲われてる記憶があったときはマジでどうしようかと思ったぞ。

いや、なんか違うところもあったけど。

テレビで見たときはあの時助けた女の子って金髪だったような?

なんか青に近い紫っぽかったんだけど・・・・・。

まぁ、なんでこんなことになったのかよくわからんがこんな経験そうできるものでもないし楽しもうかなぁ〜、と(←前向き)。

そんなわけでテレビで見た記憶をたよりにネルガルを目指してるわけだが・・・・・・。


「・・・・・ここどこよ?」


特殊能力欄に『方向音痴』がある俺がまったく知らない道で迷わないわけがないわけで・・・・・。


「どうしよう・・・・・」


と、俺が途方にくれていると。


ブオォォォーーーーー・・・・・・


おお!あの色、あの形、あの過積載。

俺の記憶に間違いがなければあれはユリカとジュンがのってる車!

あれについて行けばネルガルに行けるはず!


「ぬぉぉぉぉぉぉおおおおおお、負けるかぁぁぁぁあああ」










しかし、所詮自転車。車との馬力の差はいかんともしがたいわけで。

というか、ここまで見失わなかっただけでもすごいと思う。


「はぁ、はぁ、はぁ、・・・・・あれ?なんかこのあとあったような?」


そう。確か『アキト』になんかあったと思うんだが。

疲労で酸素の回ってない頭を酷使してなんとか思い出そうとする。

え〜、と確か、確か・・・・・・。


「おう、そうだ!確かユリカのトランクがこっちに向けて飛んで・・・・(汗)」


と、目の前に飛んでくる未確認衣類収納物体。


「って言ってるそばからこれかぁぁぁぁあああ!!!!」


駄菓子菓子。もとい、だかしかし。俺には舞とやった訓練がある!!


「回避も迎撃も出来ないなら、受けるまで!!」


ガシッ、と両手でトランクを受け止める。

・・・・・・・・・・・・・・・・・両手で?

俺は、今、自転車に乗っていて。

俺は、両手で、トランクを、受け止めた。

ってことは・・・・・。


「やっぱり〜〜〜〜〜〜(涙)」


ゴチンッ

綺麗に一回転する視界と後頭部に走った痛みを最後に俺は意識を失った。










「痛つつつつ・・・・・・・」


意識を取り戻した俺が起きあがるとそこにはトランクも、それを落とした車もなかった。

おかしい。

俺の記憶が確かなら、ここは『大丈夫でしたか?』とユリカが車を降りてくるはずだ。

いくらなんでも、ここに放っとくなんて・・・・・。

と、そこで俺の脇に。風で跳ばされないよう石で重石をされた紙と分厚い封筒を見つけた。


「え、と・・・・・『トランクを受け止めてくれたことには、まぁ、感謝しておいてあげよう。一応、そこに治療費を置いておいた。 君みたいな貧乏人にはまず見れない金額だ。あとはそれを持ってどこへなりとも行ってくれたまえ』・・・・・っておい(怒)」


なんだ、この手紙は。

いったい誰だこれ書いたの。広告の裏に書いてあるし。

口調からすると男みたいだけど。

こんなやつ、『ナデシコ』にいたかなぁ?


「ってか、これからどうしよう・・・・・・」


唯一の道しるべだった車はもう陰も形もない。

自力で行けるほど俺は、自分を信用できない(爆)。

む〜、どうすべ。

と、嫌味な男(推定)が書いた手紙の裏、広告面が目に映った。


「『ネルガル新鋭艦アルバイト募集!!詳しくは当方の秘密工場まで』」


それでいいのか、ネルガル。

しかも地図付き。結構詳細なやつ。

いやでもとりあえず。

「これで、なんとか行けそうだな」

あと、とりあえず封筒はもらっておくことにした。











それから十数分。自転車をこぎつづけ、目的の基地に到着する。


「そこのお前!!ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ!!」


堂々と中に入ろうとすると警備員らしき人に止められる。

らしき、と言うのは何故か全身黒服で顔には細身のサングラス。頭は角刈りときてる。

どっからどうみてもSPだか、SSだかといった雰囲気だが、基地の前に立っているから警備員なんだろう多分。


「あの、このチラシを見てきたんですけど」


と言って、例の広告を見せる。

すると、警備員もどきはその厳しい貌を歪め、獲物を狙う肉食動物のように全身をたわめて。


「そうですか。アルバイト希望の方ですね。今、担当者を呼んで参りますので今しばらくお待ちください」


腰低っ!!

筋肉むきむきな兄ちゃんが愛想笑いを浮かべてぺこぺこしてる姿はなんというか夢に見そうで恐い。

奥に引っ込んだ兄ちゃんを見送って、少しすると一人の男が出てきた。

一見するとさえない、中間管理職。

しかし、その実ネルガルSSのトップ。俺なんかでは太刀打ちできないほどの経験と実力を持っている。

さて、気をひきしめていかないとな。


「あの、アルバイト募集の広告を見て
                      「採用」
                           ・・・・・・はい?」


なんですと?


「いや、よかった。人手が足りなくて困ってたんですよ」


そう言って、はっはっはっはっ、と笑う男。

なんか、あっさり採用されてしまったが・・・・・・。

さっきも言ったが、もう一度言いたい。

それでいいのか、ネルガル。


「申し送れました。私、プロスペクターと申します」


俺がネルガルのセキュリティーについて憂いていると、プロスさんが名刺を渡してくる。


「あ、俺は、相z・・・・テンカワ・アキトです」


すると、その名を聞いたプロスさんの目が光った。

もう思わずラーメンセットだしたくなるくらい見事に。キュピーンと。


「ほう、テンカワさんですか。それでテンカワさんはなにがご専門で?」


え〜っと、確か・・・・・。


「コックです」

「そうですか。わかりました。ちょうどいいですねホウメイさんも手が足りないと言っていましたし」


そう言って、プロスさんは俺を先導して基地に向かった。

あれ?なんかとんでもないことをいった気がするのはナゼ・・・・・?

まぁ、何はともあれこうして俺はネルガルに雇われることになったのだ。










続くのか!?









あとがき



電波が飛んできました





副管理人のマサUです。

みずほさんからSSをいただきました。感謝感激です。

ここは今のところナデシコとカノンがメインでその二つをあわせたような作品でありがたいです。

ところで車を運転してたのは誰だろう?

ジュン君役の人だとは思うんだけど……久瀬?

 

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