バトルフィールドオブチルドレン

第24話 祐一の過去 後編


8年前の俺が倒れている。

開いた魔界の穴の先が空中だったため落ちて気を失っているのだ。

真琴が心配そうに俺の周りをうろうろしている。

 

う〜ん、それにしてもいくら夢の中の自分だとはいえ落ちた衝撃で傷ついて倒れてる自分を見るのはいい気分じゃないな。

あと、おかしいのは自分の夢だからこの間の記憶は無いはずなのに……

後で天野に聞いた話で記憶を補っているのかもな。

 

そして倒れている俺のそばに今より少し若い天野が通りかかる。

俺が倒れていることに気づいたみたいで視線がそっちの方に向く。

が、気にせずそのまま通り過ぎようとする。

冷たいように見えるけど基本的に力が全てな魔界ではこういうことは日常茶飯事とまではいえないがよくあることなのだ。

それに親切に助けようとすると実はわざと倒れていていきなり襲いかかってくる奴も中にはいたりする。

なので魔界ではこういうのは無視するのが基本的には常識になっている。

 

けど、通り過ぎて少し経って急に振り返り複雑な顔をして俺の所に慎重に駆け寄ってくる。

傍から見たら不思議な行動だけど天野の過去を知っている今だとこの行動は分かる気がするな。

そして3メートル前ぐらいでいったん歩みを止める。

魔素の有無を調べているんだろう。

そして近くに狐がいるのもわかり俺を人間だと判断したみたいだ。

天野の顔がよりいっそう悩んでいるような複雑な顔をする。

少し時間が経ち、何かを決心したような顔をして俺を背負い、真琴を持っていたかばんに入れて自分の家がある村へ運んでいく。

 

その光景を見ながらふと思う、この出会いがなかったら俺は確実に死んでいたんだよなぁ。

まだ力も無く弱かった俺がもし争いに巻き込まれたら負けるに決まっていたし、それにあのことも知らなかったしな……

 

 

 

 

「お父さん、ただいま……」

 

少ししんどそうな顔をしながら天野が自分の家にたどり着く。

そこに発明家の天野の親父さんが出迎える。

 

「おかえり、美汐。ん、誰だ?後ろに背負っている少年は」

「帰り道で倒れていたから運んできたの。おそらく魔界の穴にはまって落ちてきたんだと思う」

「魔界の穴って、まさかその少年人間か!……いいのか美汐、お前また同じ思いをするかもしれないのだぞ」

「わかってます……けど、ほっておくことはできなかった……」

「そうか、わかっているのならそれでいい。その少年をこの家においてあげよう」

「ありがとう、お父さん。でも、今回はこの子もいるの」

「これは……?」

「向こうの動物で狐っていうと思う。前に本で読んだことがあるから多分当たってるはず」

「可愛いな」

「こっちの動物にあたる魔物は獰猛でいかついのが多いから」

「そうだな、さてまずはその少年をどこかへ寝かさないといけないな」

「私、あの部屋に運んでくる」

「わかった……お願いするよ」

 

そして天野が俺を部屋に運んでいく。

 

……俺が気を失っている間にこんな話があったんだな。

って、これって本当に俺の記憶か?

 

 

「ふう、これでこの家もにぎやかになるかな。そしてこの先あの少年がどうなるか、司と同じ運命を辿るのだろうか……
できれば美汐の心の傷を癒してくれる存在になってくれることを祈ります。とりあえずは3ヵ月後が山場になるな」

そして親父さんのこの言葉は誰の耳にも入ることは無かった。

 

 

 

 

 

「う、う…ん……」

「気がつきましたか?」

「え、え、ここは……どこ……」

「ここは私の家です。あなたが倒れていた所を私が運んできました」

「え、お姉ちゃんの家?倒れていた……?あ、そうだ僕は名雪と遊んでてそれで……」

「だいぶ意識がはっきりしてきたようですね」

 

当時の俺が目覚めて天野から説明を受け始める。

まだ自分のことを僕と言ってるのが微妙に恥ずかしいな。

 

「まずあなたのお名前は?」

「人に名前を聞くときはまず自分からって親父に言われたぞ」

「むっ……でもまあ、確かに。私の名前は天野美汐です」

「僕の名前は相沢祐一だ!祐一でいいぞ」

「わかりました、祐一。ではまずあなたのおかれた立場を説明します。あなたは魔界の穴というものにはまってしまい今、魔界にいます。
そして魔界の門が開かない限りもとの世界には帰れません」

「え、魔界……ここが……ということはお姉ちゃんは魔族?」

「はい、そうなりますね」

 

その言葉でその当時の俺は恐怖から情けない悲鳴をあげてしまう。

 

「うわぁぁ、た、助けて!」

「大丈夫です。あなたを別にとって食おうとかそういうことはありませんから」

「ホントに?」

「ホントにです、もしあなたに何かするのであれば気を失っている間にそうしてますよ」

「あ、そうか」

「すぐにわかってくれて何よりです」

 

これについても今思えば俺って順応早いよなぁ。

普通魔族って聞いてこうも早く信じるなんて出来ないぞ。

なんか名雪達に普通じゃないってなぜ言われるのか少し分かった気がする……

 

「それにしてもお姉ちゃんて何歳?なんか僕とそんなに年離れてないように見えるんだけど」

「あなた達人間の年齢に換算すると9歳です」

「じゃあ、僕より一つ年上だ」

「けど実際の年齢で言うと36歳になりますか」

「36歳!だからおばさん臭いんだ」

「物腰が上品だといってください!」

 

そう言って二人で笑いあった。

 

それにしてもこれには当時本当に驚いた。

魔族と人間の差が本当にすぐにわかった一言だったな。

まあ、このことはまたあとに置いといて次行くか。

何か早く起きないといけない気がするし。

 

 

 

そしてこのあと天野の親父さんと会って真琴と再会して寂しくはあったけど楽しい生活がはじまった。

親父さんはやさしいし天野(この当時は美汐お姉ちゃんって言ってたっけ)も一緒に遊んでくれる。

村の人たちも人間と仲良くなりたいと思っている人たちばかりで親切にしてくれた。

けど、時々俺の方を見て悲しそうな顔をするのがものすごく記憶に残っている。

 

 

その原因がわかったのが魔界にきてから約3ヶ月経ったある日のことだった。

天野と真琴の二人と一匹で遊んでいたとき急に体が重くなり咳き込んでしまったのだ。

横を見ると真琴もぐったりとして倒れていた。

すぐに俺達は天野の家に運んでもらい医者に診てもらった。

 

そして結果は……

 

「瘴気による体の汚染でしょうな」

「やはり二年前のと……」

 

親父さんが沈痛な表情で言う。

 

「同じです」

「ということは後……」

「一週間ぐらいしかもたないでしょう」

 

そう言って医者が帰っていった。

そして俺がいる部屋に無言の重苦しい空気が漂う。

 

「美汐おねえちゃんはいないの?」

「美汐は今部屋だよ。今はちょっと悲しいことがあったからそっとしておいてあげようね」

「うん、わかった。あと……僕はどうなっちゃうの?」

 

その言葉で親父さんは数秒の間無言で悩む。

そして俺に起こっていることを話し始めた

 

「もしかしたら大丈夫ではないかと思っていた。二年前の司よりも君の方が元気もあったし生命力にあふれていたから。
そう思って今まで君に何も話していなかった……すまない」

「え……」

「今、祐一君の体に起こっていることは簡単に言うとこの世界に君の体が合わないせいで起きているんだ。
この魔界の空気には祐一君がいた人間界と違って瘴気という気体が含まれていてね、
私たち魔族にとっては有益な気体なんだけど人間や動物にとっては毒のような存在なんだよ。
何で3ヶ月たった今なのかというと遅効性なんだ。初めは何とも無いが時が経つにつれてじわじわと体を蝕んでいく」

「それじゃあ、僕は死ぬの?」

「あと一週間後には多分……それまでに何かが起きないことには」

 

いきなり言われた死亡通告に俺はこのとき現実感も何もなくて普通にそうなんだと返してしまう。

そのときの親父さんの泣いてる顔はとても印象に残っている。

 

そして一日が過ぎ二日が過ぎた。

その間俺は部屋でずっと寝込んでいた。

とにかく体が重くて動きたくなかったのだ。

食事とかは親父さんがずっと持ってきてくれて大丈夫だったけど天野が一度もきてくれなかったのが寂しかった。

……そして寝込んで三日目の朝、親父さんに聞いた。

 

「何でお姉ちゃんはきてくれないの?」

 

その言葉を聞いてはじめは渋っていたけど俺の顔を見て観念したって言っていいのかわからないけどゆっくりと話し始めた。

 

「この前、祐一君に美汐は悲しいことがあって部屋にいてると言ったね。そのことでまだ部屋を出てこないんだよ」

「えっ、だってあれから二日も経ってるのに」

「それほどあの娘にとってショックだったんだよ。実は二年前にね、君と同じように魔界の穴で落ちてきた少年がいたんだよ。
司っていう男の子でね、このときも君と同じようにあの娘が運んできたんだ。
とりあえず気がついて今の状況を話して祐一君、君が寝てるこの部屋に住むことになった。
向こうで何かしていた途中らしくそのことで誰かを悲しませていると言ってずっと嘆いていたよ……
けど、美汐が毎日のように励まして一週間ほど経ったぐらいから徐々に元気になっていってね。
今思えば美汐は司君のことが好きだったのかもしれない。彼が得意としていた符術を必死に習っていたよ、自分より年下の男の子なのに」

「……」

「けど、彼がやってきて3ヶ月になろうとしたときだった。いきなり咳き込んで倒れてしまったんだ」

「僕と同じ症状!!」

「そう、そして医者に診てもらったら原因も君と同じ瘴気によるものだった……
あの娘は付きっ切りで看病していたんだが、その一週間後に息を引き取った……
それ以来あの娘は心を閉ざしていてね。まあ、一年と時が過ぎていくうちに少しずつ元気にはなっていったけどね。
だからそんな状態で君をここに運んできたときは本当に驚いた、大丈夫なのかと思ったよ。
けどあの娘は君と真琴ちゃんと遊んでいるうちに今まで以上に笑顔を見せるようになってね、
君たちに勝手な期待をしてしまっていたんだ。娘を、美汐を元気に前のように明るい娘にしてくれるのではないかと……」

「おじさん……」

「……おっと、余計なことまで話してしまったみたいだね。ごめん、本当に辛いのは君なのに。じゃあまた後で来るよ」

 

そう言って親父さんは部屋を出て行った。

 

「美汐おねえちゃんにそんなことがあったんだ……」

 

このときの俺にとってこの話はものすごく重かった。

自分なんかよりお姉ちゃんの方を何とかしてあげたいと思って、けどどうすることも出来ない自分が嫌だった。

 

 

そして次の日、俺が起きたら村中がざわめいていて何かが起こったことを感じさせた。

そんなとき俺の部屋に親父さんが急に入ってきた。

 

「祐一君!君が助かるかもしれない方法があったよ」

「え、本当!」

「ああ、昨日魔王様が亡くなられてね。まあ、非常に情けない亡くなられかたをしたけど……」

 

そう、これもあとから聞いた話だと城の廊下で足を滑らせて頭を強打して死んだんだそうだ。

さすがの俺もその話を聞いたときは爆笑してしまった。

 

「というわけで、次の魔王を決める儀式に参加して新たな魔王になれば助かるはずなんだ」

「はっ……?」

 

一瞬時が止まる……

 

「いきなり何を言うんだと思うかもしれないけど私は本気だよ。
人間界でも知れ渡っていることだと思うけど魔王の右腕はライカンスロープと呼ばれているんだ。
それは代々受け継がれていてね。そして昔、いろいろあってね。その右腕について研究、調査したことがあるんだ。
その結果、あの腕の血液は人間と魔族の中間のような成分をしていたことがわかってね。
だから人にも馴染むしそれに魔族の瘴気に対する耐性といったらいいのか、も身に付くはずなんだ
儀式の内容は簡単でライカンスロープの右腕に選ばれればいいんだ」

「わかりました。僕、行きます」

「まだ儀式は明日だから考える時間はあるよ。これは君の一生に関わることだから、
その儀式に成功すれば助かるかもしれないが人間の忌むべき魔族の長になってしまうわけだし、
もし、失敗すればその場で死んでしまうことになるからね。十分とはいえないけどもっと考えた方が……」

「いえ、行きます残り数日で魔界の門が開く可能性は限りなく低いし、このままでもどうせ死ぬんだから。
それなら出来ることはしておきたいんです。それにお姉ちゃんの笑顔がまた見たいし」

「そうか……ありがとう」

 

そして当時の俺は少し落ち着いてから言った。

 

「あと気になっていたことがあって、真琴はどうしてるんですか?」

「そうだ、そのことについても今話さないといけなかったんだった。実は真琴ちゃんも君と同じ症状になっているんだよ」

「やっぱり……あのとき僕と一緒に倒れたから多分そうだと」

「やはりあの仔も命の危険がある状態で……けどこれも助かる方法がなくはないんだ。
これはほぼ確実に命は助かるんだけど……そのままというわけにはいかないんだ。だから飼い主の祐一君に聞こうと思ってね」

「どういうことなんですか?」

「簡単に言うと動物から魔族に変えてしまうんだ。魔族と人間は対になる存在だから無理だが動物は可能なんだ。
特に真琴ちゃんは珍しい魔力持ちの動物みたいだから成功する可能性が極めて高い。
けど、そうなるということは今の狐の状態ではいられないね。基本的には私たちと同じ人型になると思ってもらっていい。
だからもしいいことがあるとすれば普通に会話も出来るようにはなるよ」

「……わかりました。これもお願いします。あとで真琴に怒られるかもしれないけどやっぱり生きて欲しいから」

「わかったこっちの準備はしておくよ」

「ありがとうございます」

「気にすることは無いよ。けど忙しくなるから祐一君は体が重いだろうけど明日の儀式の準備は一人でやってもらうことになるよ」

「大丈夫です。昨日より少し楽になってますから」

「ならよかった」

 

そう言って少し笑顔になって親父さんが部屋から出て行った。

 

 

 

そして運命の日がやってきた。

この日の苦痛は今でも思い出すのが嫌なくらいだ。

というか、その光景自体思い出すのも拒否反応が起こる。

 

名前の順で並ばされた俺や他の魔族が一人ずつ壇上に上っていく。

そこで待ち受けていたのは右腕の切断だった。

下から見えるだけでもかなりの血が飛び散るのが見える。

その後、ライカンスロープの右腕が取り付けられる。

そして聞こえる絶叫……悲鳴……

右腕を切られる痛みからくる者や、ライカンスロープに選ばれず醜い獣、いや獣ともいえない状態になった者がそれを発する。

当時の俺はその獣になって運ばれていく者達を見てそれでもなおその列に並んでいた。

 

そして自分の番がやってきた。

震える足を何とかおさめながら周りにいる魔族の冷たい野次を聞き流しなら一歩一歩祭壇を登っていく。

そして登ったらまず40〜50センチくらいの溝があるところに連れて行かれる。

そこでその上に右腕を置き両脇にいる儀式を執り行う神官のような魔族が斧を持ち一気に振り下ろす。

するといとも簡単に当時の俺の腕が肘の少し下あたりで切断される。

 

「うがぁぁぁっっ!!」

 

当時の俺が痛みで叫ぶ。

周りの神官たちはそんなことを気にも留めずにライカンスロープの右腕を持ってきてさっきまで右腕があった場所に添える。

するとまるで体を求めているかのように何かが体の中を這いずり回る感覚に襲われる。

そしてだんだん体が痙攣してきて意識が薄くなっていく。

 

俺はそんな状態の当時の俺を上から眺めていて当時の体の感触を思い出しのた打ち回る。

やはりあの感覚は体が覚えているんだ……くそっ……

その頃、当時の俺はもう体の半分が獣化していてもうだめかと思われる状態になっていた。

そして当時の俺と感覚が交わっていく……

 

 

もう死ぬの……やっぱりだめだったの……

 

『おお、よくやった祐一。頑張ったな』

『うん、大きくなったら親父より強くなるんだ!』

『……まだ小さい頃から親父って呼ばれ方か。まあそれもいいか』

 

あれ、これは昔の記憶……走馬灯なのかな……

そうだ、僕は親父よりも強くなるって言ってたんだ。

 

『美汐を元気に前のように明るい娘にしてくれるのではないかと……』

『お姉ちゃんの笑顔がまた見たいし』

『ありがとう』

 

それにこの約束もあるんだ。

だめだ、この感覚に負けちゃ。これに打ち勝っておじさんや美汐お姉ちゃんの所に帰るんだ!

そして、いつかもとの世界に帰って親父を越えるんだ!

 

そしてそれは起こる。

痛みも体の嫌な感触も忘れ生き残る、ただそれだけの思いになったとたん体への侵食が止まったのだ。

そしてそのまま逆に侵食が収まっていき元の人の姿に戻っていった。

 

 

少し時間が経って意識が現実に戻ってくると右腕の方からから全身に力が漲ってきてライカンスロープの右腕がちゃんとくっついていた。

周りでは新たな魔王の誕生に対する歓喜の声やら人間が魔王になったという批難の声が入り混じっていた。

なんにせよこれが第75代目、魔王の誕生の瞬間だった。

 


あとがき

長らくお待たせしました。ようやく24話完成しました。

まさか台風で大学が休講になって時間ができることになるとは思わなかったです。

祐一「けど、この話後編とか言って完結してないじゃないか」

うっ、書いてみたら予想以上に長くなってしまって……

本当は過去話終わってもうちょっと進む予定だったんですが……

けどほぼ完結してるのでまあいいかなと。

祐一「中途半端だな」

すいません。

祐一「それに今回の話なんか少し読みにくいような」

そ、それは祐一が8年前の祐一と意識だけの現在の祐一の二人がいて話し方も人の呼び名も変わってるし……

自分でも書きにくかったんです……

次からはこんな書き方はしないぞ!

それにしても今回は本当に予想以上に長くなってしまった……

これでもちょっとはしょっているくらいなのに。

何で当初書きたかった部分は変化して思うように書けなかった上、短くなってたりするのに、

簡単に終わらせようとした所が長くなってしまうんだろう……

祐一「とりあえず、天野の親父さんは若そうな感じだよな」

そうなんだよ。設定では頑固でじじ臭い感じのはずがものすごい優しい若そうな人にランクアップしてるんだよ。

それに奥さんがいるはずなのに全く出てこない。う〜ん、別居していることにしようか……

もうとりあえず、次に行こう!

祐一「あ、逃げた……仕方ない、ではまた次回をお楽しみに」

 

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名雪 真琴 あゆ 香里 美汐 佐祐理
祐一 北川 久瀬 斉藤 一弥 その他
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